※混ぜるな危険※ モチベーション=やる気ではありません!|熊本の塾長談

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

今日の話は「モチベーション」についてです。モチベーションという言葉はよく「やる気」という言葉とリンクされて使われてはいるのですが、注意していただきたいのが「モチベーションはやる気とイコールではない」ということです。これって意外と知られていないことなので、今回はその詳しい部分をお話ししますね。

 

 

なお、これまでもやる気の出し方に関する話を記事にしてありますので、気になる方はそちらも併せてご覧下さい。

 

 

モチベーションは危険なやる気!?

さて、熊本の塾ブレイクスルー・アカデミーでは常日頃から、モチベーションを使った頑張り方はやめよう、という話をしています。勿論、モチベーションを利用した方が良い場合もあるのですが、基本的にはモチベーションで何かに取り組もうとするとキツイので、勧めてはいないのです。

 

 

例えば、モチベーションを上げて行こうぜ!というフレーズがあるのですが、モチベーションを上げなければ取り組めない状況というのがどういう状況か考えてみて下さい。それは本来やりたくないことなのではないでしょうか。気持ちが向かない、でもやらなきゃ、だからモチベーションを上げないといけない。きっとそういう理屈だと思います。

 

 

するとモチベーションが登場すると必ず付いてくるものがありますよね。それは「ストレス」です。

 

 

やりたくないことをやっている時には、人は必ずストレスを感じるので、それをやる気で乗り切ろうとしてしまうわけですが、それは昔から言われている「根性」なので、やる気とはちょっと違うものなのです。

 

 

ちなみにモチベーションとは専門的に言えば「外発的動機」と言われるものなので、基本的にやりたくない事象に対して活用される根性を指して使うフレーズだったわけです。

 

 

なぜモチベーションではキツイのか

外発的動機、と言われると難しく感じるかも知れませんが、動機を外発的にするということは、内側からやる気が湧いてこないので、自分の外に動機を置いてそれに引っ張ってもらおうという意味になります。

 

 

私がよく使う例ですが、モチベーションで頑張ろうというのは要するにタイヤ引きをしているようなイメージです。タイヤを引きながら、それでも自分の好きなものをちょっと離れたところに置いて、そこまで頑張って走って行こうとしているようなものなのです。タイヤは重くて、誰だってそれを引いて走るなんてしたくない。でも「走れ」と言われたら走らなくてはならない。そのためにはある程度気持ちを強く持たないといけないので、せめて自分の好きなものを離れたところにおいて、まずはそこまで頑張ろう!とやるわけです。

 

 

しかし、この発想でいくと、モチベーションで頑張ることはできるかも知れませんが、もれなくあるモノが付いてきます。それが「ストレス」です。

 

 

ということは、モチベーションという言葉の裏には、潜在的にそれは本来やりたくないものなのだという認識が伴い、結果やりたくないことを無理して頑張ろうとするので、ストレスが掛かることになります。「ストレス耐性」という言葉もありますが、これも一歩間違えると危険な言葉です。ストレスに我慢できるようになりすぎると、ストレスを蓄積していくことになるので、そのうち燃え尽きてしまうのです。この「燃え尽きる」という状態は「スランプ」とは全くの状態なので、その点にも注意して下さい。

 

 

つまりモチベーションでキツイ理由は、やりたくないことにストレスを感じながら取り組むことを余儀なくなれてしまうからなのです。

 

 

モチベーションではない「やる気」とは

では、こんなキツイやり方ではない方法があるのでしょうか。それこそ今回の記事で一番お伝えしたかったことです。このことは他の記事でもご紹介していますが、熊本の塾ブレイクスルー・アカデミーで「DRIVEドライヴ」と呼んでいるものになります。

 

 

これはもともと、ダニエル=ピンクという方の著書『モチベーション3.0』で登場した言葉で、それを外発的動機であるモチベーションの対局にある内発的動機に当てて当塾で使っているものです。ミハエル=チクセントミハイ博士の言うところの「フロー状態」とも言える状態です。

 

 

これは内側から湧いてくるやる気で動いている状態なので、つまりは好きなゲームをしている時の感覚、好きなアイドルのライブに行こうとしている時の感覚のような、一種の没入感に浸っている状態のことを言います。

 

 

モチベーションをタイヤ引きに例えるならば、ドライヴ状態というのは好きな音楽を聴きながら自転車で悠々と舗装された道を走っているようなものです。それをやりたいからやっている時の感覚ですから、脳は完全にリラックスしていて、その時に入ってきた情報については高い定着率を誇ります。気楽にリラックスしながら取り組めて、かつモノも覚えやすい状態にある。

 

 

このことを考えると、部活や生徒会や課外活動などを好きなように取り組んでいるのにいつも成績が上位キープできている子たちというのは、苦しみながらタイヤ引きのような勉強の取り組み方をしている人と比べて、自転車でスーッと走って行くようなものなので、明らかに次元が違いますよね。

 

 

ですから、あなたにも是非、その重たいタイヤを地面において、自転車に乗って走っていただきたいのです。

 

 

大いなる勘違いを今日からやめよう

そうは言っても、どうせそういう子たちは頭の作りが違うんだよ、と思う方もいらっしゃるかも知れません。むしろ、そう思い込みたいのだと思います。

 

 

あいつらは頭が良い、自分とは頭の作りが違うんだ。そう思ってしまえれば楽ですよね。今の自分のままでいられますし、変に期待をして裏切られることもない。頑張る必要性すら放棄できます。自分は頭が悪いから結果が出ないのだと言っていれば、成績が悪くても安心していられるものです。もし自分でもできると言われてしまえば、途端に努力不足の自分が露呈されてしまいます。

 

 

人は変わりたくないものです。今のままの自分でいたい。変わるのは大変だ。面倒臭い。頑張りたくない。今のままでいい。

 

 

でも残念ながら、成績上位の子たちも、成績不振の子たちも、持っている脳機能は同じなのです。違うのは脳の使い方だけ。つまり脳は同じなのだから、同じように発想して同じように取り組めば同じような結果になるはずなのです。勿論これまでの蓄積がありますから、すぐに追いつくとは言えませんが、半年もあれば「ああ、なるほど。自分もそうなれるなぁ。」と実感していただけるはずです。あとはどこまで伸びたいかに依ります。

 

 

ですから、あいつらとは頭の作りが違うのだ、という大いなる勘違いは今日限りを持って捨ててしまいましょう。そんな思い込みは百害あって一利なしです。

 

 

まとめ

今回の記事で分かっていただきたかったことは、モチベーションという頑張り方では苦しいですよね?ということです。もっと苦しくない勉強のやり方がありますが、興味はありませんか?というお話でした。

 

 

そもそも、やりたくないことを無理やりやっても結果が出るわけがありません。そのままの頑張り方ではキツイばかりで脳への定着率は期待できない。そこに、もっとリラックスした気楽な状態で勉強できて、効果も今よりも全然良い方法があると言われて、その可能性にどこまで興味を持てるかです。

 

 

それでも今のままで良い方は、きっとそういうタイミングなのだと思います。ですが、できるならば、追い詰められる前にリスクヘッジを考えられることをお勧めしたいです。もし興味がございましたら、熊本の塾ブレイクスルー・アカデミーにお気軽にご連絡下さい。お待ちしております。

 

 

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