【冬期講習】高校受験生が頭に置くべき最重要ポイントとは!?|熊本の塾長より

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

今回は、当塾でも初めての試みとなる冬期講習をテーマに、この冬高校受験生が頭に置いて置くべき最重要ポイントについてお話ししていきます。これが頭にない状態で過ごしてしまえば、せっかくの2週間が無駄になると言っても過言ではありません。たった2週間でも、意識の差でここまで成果を上げられるのです。

 

 

冬期講習、高校受験生はどの塾を選ぶ?

まずは「冬期講習」と言うからには塾を選んで受講する、という話が前提になるのですが、ほとんどの方が今行かれている塾の冬期講習にそのまま申し込みます。講習期は学習塾にとって大事な稼ぎ時ですから、新規顧客の獲得は勿論、既存の生徒さんにも確実に受講してもらって利益を確保したいところです。それが顕著なのが夏期講習で、合宿などを行うのは通常とは別枠の利益を獲得できるから、という運営上の理由もあります。「講習」や「合宿」というイベントをお客様が望まれている、ということも、このビジネス戦略が機能する理由でもあるのですが。

 

 

なぜこんな話をするのかというと、それだけ学習塾にとって講習とは意味があるものではないからです。

 

 

特に大手の学習塾であれば、すでに冬期講習で使うテキストは別部署で前もって製作されているのであって、お子様が何をすべきか、という視点で作るのではありません。皆んなと同じ冬期講習用テキストを解くことになるのです。

 

 

もしそれが集団授業を行う塾であるならば、勉強するペースまで制約されることになります。授業+宿題がベースとなって組まれたシステムですから、授業ペースがそのままお子様の勉強ペースになります。早く進みたい、もっとじっくり復習に時間を使いたい。そう思ってもできないということです。

 

 

「システム」ですから、何も考えなくとも冬期講習を受講すれば学校と同じように半自動的に授業も宿題も課してもらえるので、長期休みでサボりガチなお子様に少しでも勉強させようと思えば便利なものであることは間違いありません。問題は「受ける姿勢」です。

 

 

たった2週間の冬期講習、生かすも殺すも高校受験生次第

「なんだ、塾は子供たちのことを考えてくれていないのか」と思うかも知れませんが、私がお伝えしたい趣旨はそうではなく、あくまでも塾はツールであって、使いこなすものだということです。与えられた環境で結果を出せるかどうかは、最終的にはお子様の「受ける姿勢」に掛かっています。塾に成績を伸ばしてもらおうという意識のままでは、おそらく何も身に付きません。

 

 

以前別の記事でもお話ししましたが、こういう諺があったことを思い出して下さい。

 

 

『馬を水飲み場に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない』

 

 

本来「覚えないこと」を生業とする脳に、勉強の知識を覚え込ませようと考える場合、そこにはどうしてもお子様の積極的な関与が不可欠です。お子様がそれを「覚えよう!」としない限り、結局は右から左なのです。

 

 

逆に、すでに積極的な関与ができている場合にも、気を付けなければならないのは先ほど申し上げた「塾の冬期講習はお子様を考えて作られたシステムではなく、すでに製作された一般的商品」という点。つまりお子様にとって効果があることをさせられているのかどうかはギャンブルであるということです。ちゃんと考えて取り組んでいただきたいのはそのためです。

 

 

では、このたった2週間という期間をそこまで深刻に捉えなければならない理由は何か。それは私たち日本人にとって「正月」というイベントが特別だからです。

 

 

忘年会や新年会というイベントが文化的に習慣化されている背景には、今年と来年を明確に線引きしたい意識があります。新年には心機一転したいというのが自然に頭をよぎるはず。であれば、去年(来年にとっての今年)の積み残しを引きずりたくはない。食器のCMではありませんが「今年の汚れ、今年のうちに」というわけです。

 

 

新年からのリスタートを失敗すれば「ああ、やっぱり今年もダメか」と考えてしまいます。出鼻を挫かれると一気にモチベーションを下げられてしまいます。そして初詣に行っておみくじを引き、また運気を占う。また流される1年の始まりです。それではいつまで経っても結果を引き寄せることはできません。その意味で、1年の最後と新年への切り替えが可能なこの”たった2週間”が、実質新たな1年を決める、思いの外重要な期間になるということです。

 

 

高校受験生が意識すべき最重要ポイントとは!?

ではいよいよ本題です。ここまで結論を渋ったのは、目的意識を明確に持っていただきたかったからです。高校受験は、初めて迎えるお子様からすればゴールのようなものですが、それを既に経験してきた大人の側からすれば、まだまだ人生の通過点であることは明白です。そして高校受験の結果がその後の人生にも大きな影響を及ぼすことも分かっています。

 

 

にも関わらず、冬期講習を勢いで今の塾で申し込んでしまう、塾の講師や塾長に受講を押し切られてしまうという方が非常に多い。長期休みは非常に重要なタイミングであるはずなのに、ほとんど多くの方がなし崩し的に冬期講習に臨んでしまうのです。そこにもっと問題意識を抱いて欲しいのです。

 

 

では高校受験生が意識すべき最重要なポイントとは一体何か。それは「自分に必要なことは自分にしか分からない」ということです。塾はお子様に必要だと”思われる”ことを提供しますが、それが本当にお子様に必要ですか?必要かどうか分からないものに数万円と大事な2週間を投資しますか?お子様に必要なことが何なのかが分かる前に製作が済んでいるテキストを使うことに、疑問はないでしょうか?「来年の一発目のテストでどういう結果を残したいのか」その自問から、冬期講習の2週間に何をすべきかを吟味しなければ結果の出る勉強なんてできません。

 

 

何度も繰り返しになりますが、テキスト自体が悪いということではありません。結果を確実に出したいのであれば、そのテキストから自分のすべきことを抜粋してピンポイントに取り組み、優先順位を考えて取り組む姿勢が必要であるということです。欲しい成果に直結した形で、実り多き努力を2週間続けるには、こうした戦略的な思考が必要であることを是非ご記憶下さい。結果を出せるかどうかは、結果を出すための適切な努力ができたかどうかにかかっています。

 

 

まとめ

高校受験生と言っても、まだ中学生。こんな難しいことを考える必要あるんですか?と思われる方もいらっしゃるかも知れません。私も以前はそういった考えも少しありました。中学生には中学生に合わせた指導が良いのではないか。しかし出した結論は違いました。「中学生に合った指導」などないのです。

 

 

今当塾には中学校1年生の方もいらっしゃっていますが、教えている内容は高校生と同じです。マインドセットの話も普通にしています。勿論言葉を選びながらなるべくわかりやすくなるように配慮していますし、分からないことは随時質問してもらえるようにしていますが、伝えている内容は全く同じです。

 

 

そんな中で気付くのは、やはり結果を出している子達は皆同じだということです。「これくらいでいっか」はありません。意識の高さや姿勢が一貫しているから、中学生の間はその中学の環境で、高校生になればその高校の環境で同じように結果を出せているだけで、「中学生用」「高校生用」という別は本来なかったわけです。あるのは環境差ですから、現状とお子様の状況を考えて初めて、冬期講習でのやるべきことが決まります。あてがわれたものを無思考的に取り組んでも、努力に応じた結果は得られません。それをこの記事で気付いていただけたらと思って書きました。

 

 

熊本の個別指導塾ブレイクスルー・アカデミーでは、こういった厳しい話を普通にします。が、生徒さんが結果を出したいというのであれば、ちゃんと冷静に聞いてくれるものです。そしてそれをちゃんと実践してくれた方には、「ああ、なるほど」という実感と目に見えた成果が応えてくれます。この良い循環を是非お子様にも提供させていただきたいと思っています。

 

 

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