勉強への”集中力”を今日から高めていく方法|熊本の塾長談
こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導塾、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。
勉強への集中力を高めたい!そう考える方は少なくないと思います。しかし私が気付いたのは、そう考えながらも「集中力」自体を誤解している方が非常に多いということです。これでは集中力を高めることは難しい。
そこで今回は、あなたが言うところの”集中力”というものが本当は何で、それを高めるには、それこそ今日この瞬間から高めていくにはどんな方法があるのかを、ご説明させていただきます。
勉強への”集中力”とは一体何か
おそらくあなたは「集中力」と聞いてこういう力のことを想像するのではないでしょうか。目の前の1つの作業に没頭している姿から連想される、何か1つのことに集中する力。意識がある1点に集中されている状態。
実は今回、私が集中力をあえて”集中力”と表記しているのには理由があります。それは” ”という記号の意味が「いわゆる」であることからご推察願いたいのですが、要するに、あなたがイメージしている集中力というものが、あなたが勉強に対して習得したい力かというとそうではないからです。
ちょっと言い回しが煩雑になりましたが、あなたは勉強への”集中力”を高めたいと思っていらっしゃるかも知れないのですが、実際にあなたが高めるべき力は、「集中力」ではないということなのです。
例えば、あなたはゲームをしたことがありませんか?昔はテレビの前で、今はもしくはスマホでしょうか。ゲームでなくてもスマホ1つあれば何十分も、もっと言えば何時間も観続けてしまったなんてこともあると思います。今ではYoutubeの動画でも永遠に暇つぶしができる時代になりましたし、いつの間にか時間が過ぎているなんてことも。
こういった時の状態、1つの画面に釘付けになっている状態を”集中している状態”と呼ぶならば、あなたのイメージしているものは”集中”と呼べるかも知れませんが、実はその時の「何かに没入している状態」は「夢中」と表現すべき状態と言えるのです。
集中と夢中の大きな違いは脳の状態です。集中している時の脳は過度な緊張状態にあります。一方で夢中になっている時の脳はリラックスしているのです。表面的に似通っている状態でも、脳を見てみると全く真逆の状態にあるとすら言えるわけです。
あなたが高めるべき集中力とは別の力
少し脳の話に触れてみますが、実は私たちの脳の進化は、その根拠を今からおよそ1万年前においているそうです。1年前ではありません。1000年前でもない。10000年前です。それこそ日本の歴史で言えば縄文時代ですから、生活は狩猟採集中心のサバイバル環境でした。それくらい前の環境をベースにして進化を遂げた脳で、現代を生きているのです。
さて、今でも世界最先端のコンピュータをも追随を許さないくらい超高性能になっている脳ですが、決して完璧ではありません。いえ、かえって完璧と言えるのかも知れませんが、私たちの脳の最大の特徴は「曖昧さ」にあるとされています。脳の認識、記憶の仕方、脳の自然体の状態の全てにおいて、あえて冗長性を持っているからこそ、脳は優れているのだというのです。
例えば私たちの脳は、注意力が散漫になっている状態こそが自然体です。注意力が散漫になっているからこそ、何か事態に変化があった時にすぐ対処できるのです。これがもし集中している時であればどうか。集中とは、目の前の1つのことに脳の認識の全てが向けられている状態なので、実は脳は過度の緊張状態に陥ります。本来ありえないような不自然な意識状態をキープしないといけないからです。
不自然な無理な状態ゆえに、現在でも生物学的に言えば約25分程度が集中力が持続する最大の時間であるとされています。つまり集中力をどんなに鍛えようとしても、生物学的な限界があるため伸ばせないということです。脳の限界は超えられません。もし超えられる余地があるとしても、中学生や高校生がちょっと努力した程度では無理です。それこそプロのスポーツ選手や一流の役者さんのような1部の突出した能力の持ち主であれば可能かも知れない、それくらいのレベルです。
つまりそんな能力の育成にフォーカスするのは中高生であればナンセンスということになります。それでも学校や塾では平気で「集中力を鍛えましょう」と言われる。無理です。
しかし、もしその”集中力”と呼ばれる呼称自体が誤りで、それが意味するものが全く別のものだったとしたら、話は変わってきます。これが今回ご紹介している「夢中力」です。
夢中力の特徴とその伸ばし方
では夢中とは何かというと、先ほども少し触れたように、脳が何かに夢中になっている状態であり、あることに没入している状態のことを指します。そしてその時の脳は緊張どころかかえってリラックスしている。だから何時間も継続してその状態であり続けることができるのです。
ゲームをしている時、映画を観ている時、自転車に乗っている時。そういった時には、集中しているとは言えないはずです。リラックスしているので、これらの時の意識状態は「夢中」です。そしてこういったリラックスしながらも何かに没入し、そのことをやり続けることができる力、もしくはそういった状態を意図的に作り出せる能力のことを「夢中力」と表現することします。そして十中八九、あなたが今求めている力とは、集中力ではなく「夢中力」のはずなのです。
では実際に、この力を今日この瞬間から伸ばし始めることにしましょう。今日はまだ序論というか、触りしかお伝えできませんが、ポイントの1つは脱力です。目の前の対象に対して、納得して受け入れるように扱うことです。
そして、実はこの夢中力にダイレクトに関わる大事なテーマがあります。それが「やる気」です。やる気のメカニズムに関してはこちらの記事を参考にされて下さい。ここで、2つのやる気があるという事実と、これまでの「モチベーション」と呼ばれるやる気ではかえってストレスフルになって夢中力が発揮できない理屈も見えてきます。
ということは、夢中力を再現するポイントは解釈であり認識のあり方を変えること、そしてやる気のメカニズムを知ってセルフコントロールできるようになることこそが夢中力の真髄ということになります。これが習得できるとあなたの勉強効率は飛躍的に向上します。その方法を知りたいと本気で思う方が熊本市の学習塾ブレイクスルー・アカデミーにいらっしゃるのです。
まとめ
今回は当塾ブレイクスルー・アカデミーで教えていることの中でも、特に重要なテーマ「夢中力」について明かしました。ここまで無料の記事に書くかどうか迷いましたが、運良くこの記事にたどり着いた方だけでも得してもらえたらと思い書くことにしました。こういった内容にたどり着く時点で、あなたの本気度が分かるからです。本気の方は救われるべきです。
勿論細かいメカニズムや実際のアプローチ方法などが分からないと難しい部分がありますので、その点をもっと詳しく知りたいですという方は、是非ブレイクスルー・アカデミーまでご連絡下さい。ブログの内容以上のことを惜しみなく提供させていただきます。一緒に頑張りましょう。
熊本の塾で本気で”集中力”を高めたいなら
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