日本史よりも絶対世界史!熊本の塾長がそう言い切る理由|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー
こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導塾、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。
今日お話しするのは高校社会の科目選択についてです。タイトルにもある通り、熊本の塾ブレイクスルー・アカデミーでは、日本史よりも世界史の選択を推奨しています。これは個人的な好みという意味を超えて、将来的にどちらを学ぶ方が効率的か、という観点からお話ししています。
私たちが勉強するのは、受験のためでもあるとは思いますが、もっと言えばあなたの人生のためにプラスになると信じているからです。完全100%受験のための勉強になってしまっているなら、それは人生を受験のために浪費しているということ。本来は逆ですよね?人生をよりよくするために受験がある。
であれば、あなたの人生においてどちらに触れておく方が良いか、という視点から考えてみると、それはもう完全に世界史の方が良い、ということになってしまいます。今回の記事はその理由を説明するものです。
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Contents
熊本の塾長は日本史をどう考えているか
まず最初に誤解がないようにお伝えしておくと、私は日本史も大事な知識だとは思っています。そもそも日本史好きですから(笑) 現に私自身『大河ドラマ』をよく観ます。最近のものはあまり観ないのですが、1996年の『秀吉』や2002年の『利家とまつ』あたりはDVDで借りてきて観返したりします。
大河ドラマではありませんが、NHKのスペシャルドラマ『坂の上の雲』も何度も繰り返し観て自分を奮い立たせています。明治時代への理解が深まり興味も湧いたのは、このドラマのおかげでもありました。
基本的に日本の歴史は私も好きなのですが、ただそれは科目選択という観点ではなく、あくまでも個人的に好きだから、その好きな部分を個人的に掘り下げて詳しくなっていく、という感じです。
おそらくあなたの周りにも「私は新撰組が好き!」「戦国時代が特に面白いよね」といった方がいらっしゃるのではないでしょうか?
それに、この日本という国の根幹が形成された飛鳥時代。聖徳太子が仏教を国家運営の手段として採用した時代は、特にこの国の成り立ちを理解する上でも、かなり重要な意味を持ちます。またWWⅡ(第二次世界大戦)後のGHQ占領下で日本が一体どういった影響を受けたのか、戦争とはどんな事態なのかを理解することはとても大切なことだと考えます。
ですから誤解をして欲しくないのは、日本史よりも世界史が重要であるということではないということです。この点を今後の内容のベースに置いて続きを読まれて下さい。
熊本の塾長はなぜ日本史よりも世界史を選ぶのか
ではなぜ、熊本の塾ブレイクスルー・アカデミーでは日本史よりも世界史なのか。それは当塾の指導方針として、将来に直結した形で効率的な勉強を推奨しているからです。
例えば私は大学を卒業してから日本史にも世界史にも本格的に興味を持ち始めた部類です。高校時代はそこまで好きではなかったですから、純粋に受験のためにどの科目を選択するのが得か、という観点で考えて「倫理」を選びました。
今では倫理単独ではなく政治・経済とセットになってしまったのであまり旨味はありませんが、倫理はどちらかと言うと世界史寄りの知識になります。
自国の歴史を深く知るということと、世界の歴史を浅く広く知ること、という比較で考えてしまうと混乱するので注意です。いつもお話ししている通り、勉強と学びは全く別次元で考えるべき課題であって、先の比較は「学び」に当たります。受験のために勉強するのなら、「学び」の観点で判断するのは危険です。
ではどこで判断するか。それは効率です。ここで言う効率とは「知識の習得に掛かる負担の少なさ」という意味と、「今の勉強と将来での活用度合いをどれだけ兼ねられるか」というダブルの意味です。どちらの勉強がより覚えやすいか(というよりも正解を思い出しやすいか)。そしてどちらを勉強しておく方があなたにとって将来の役に立ちそうか。
もっと言えば、10年後20年後の未来に残ったあなたの脳内の知識が、日本の深い歴史だった方が役に立つか、世界全体と日本の関係性が浅く広くあった方が役に立つか、ということです。
日本のことだけを深く知っていても、今観ているニュースの内容が理解できますか?と聞くと分かりやすいかも知れませんね。
浅くても良いから世界全体のことをなんとなく知っていた方が、あとから必要なタイミングで自分で調べて付け足して全体を理解しようとした時に、楽ではないでしょうか?私の言う効率とはそういうことです。
それに、深い細かい知識よりも、浅いざっくりした知識の方が、現実問題として試験で正解を導きやすいと、熊本の塾ブレイクスルー・アカデミーは考えています。
熊本の塾長が日本史よりも世界史を効率的だと考えるワケ
ではもう少し「記憶」の観点から掘り下げて考えてみましょう。
例えば日本の江戸時代について将軍名を思い出してみて下さい。1867年に大政奉還を行ったのは第15代将軍徳川慶喜なので、15人いるということになります。
初代:家康 (いえやす)
2代目:秀忠 (ひでただ)
3代目:家光 (いえみつ)
4代目:家綱 (いえつな)
5代目:綱吉 (つなよし)
6代目:家宣 (いえのぶ)
7代目:家継 (いえつぐ)
8代目:吉宗 (よしむね)
9代目:家重 (いえしげ)
10代目:家治 (いえはる)
11代目:家斉 (いえなり)
12代目:家慶 (いえよし)
13代目:家定 (いえさだ)
14代目:家茂 (いえもち)
15代目:慶喜 (よしのぶ)
何だか「家」という字がゲシュタルト崩壊を起こしそうですが(笑)、この時に「では田沼意次を罷免して松平定信を任命。定信が寛政の改革を行った時の将軍は誰?」と聞かれてどう答えるでしょうか。「では水野忠邦の時は?」と聞かれたら?
何となくの知識で選択肢を5つくらいには絞られるかも知れませんが、それでも思い出すのは大変です。松平定信が8代の吉宗の孫だと知っていれば、少なくても吉宗の子9代家重よりも後だなと考え、10代以降であると見当をつけることもできますが、、、記憶が曖昧であれば選択肢があっても当てられる確率は高くないでしょう。ちなみに正解は前者が「11代の家斉」で、後者が「12代の家慶」です。
深さを要求される分野を問われるということはこういうことです。思い出しにくいですし、正解できる確率も低いということですから、選択肢を絞れるような浅い分野を出題範囲として選んだ方が、まだ確率論的に優位であると当塾では考えています。
まとめ
今回は好き嫌いという観点を除外して、あくまでも受験的な効率と、今の勉強をどう将来に必要な学問と兼ねて行えるかという両面から見てきました。
科目選択はあくまでも戦略的に行うべきです。でないと、他の教科習得とのバランスを欠き、想像以上の負担を強いられ、時間的に圧迫されてしまいます。特別に「私は日本史が究極に好き!」「世界史はマジで無理」という方でない限りは、是非参考にしていただけたらと思います。
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