【夏期講習】高校生社会をどう勉強するか|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

今回は高校生の方々に向けたアドバイスです。夏期講習期に高校生がどう社会を勉強すると良いのか、ということを一緒に考えていきましょう。

 

 

勿論、動画にあげているような北欧神話はおそらく教科書には出て来ないとは思いますが(笑)、しかし歴史というのは言ってみれば神話と同じようなものです。物語とさほど本質は変わりません。根底にあるのは「その科目に興味が持てるかどうか」です。

 

 

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熊本の学習塾塾長が教える夏期講習期の高校生社会の捉え方

まず前提として申し上げた「その科目に興味が持てるかどうか」について付言しておきたいと思います。

 

 

まず社会のような暗記科目については、実は中学生の時以上に覚えられない事態になります。中学生の時はあんなに覚えられたのに、高校生になってから追いつかなくなった!全然覚えられなくなった!と感じる方も少なくないのですが、基本的にそれが当たり前だと思って下さい。

 

 

というのも、私たちの脳は15歳頃を境界に、「覚える」ということ以上に「覚えてきたことを論理的に活用する」ということに脳が適用し始めるからです。

 

 

では単純な丸暗記が苦手になった脳で、中学生の時以上の知識量を覚えていくためにはどうしたらいいのか。そのためには興味関心が鍵になります。

 

 

脳は基本的に”重要な情報”しか記憶しないようになっています。”重要な情報”とは何かと言うと、あなたにとって「これは覚えないとまずい!」「これは是非記憶に留めておきたい!」というものです。

 

 

ただし感情的なさじ加減というよりも、状況的なさじ加減です。脳には感情がありませんので、単純にあなたが「これは覚えないとまずい!」と思ったとしても、脳はそう判断しません。あなたが「行動」として何度もそれを覚えようとしたり、復習することによって、脳が「これは覚えるべき情報なのか」と分かるということです。ただ、興味関心については脳にダイレクトに伝わります。

 

 

勉強に関してはからっきし覚えられないうちの子が、ポケモンの名前だけは全部言えるんです。という話、聞いたことありませんか?記憶力が落ちるのではなく、勉強には興味関心がなく、好きなことにはそれが向くから覚える、というだけの話だったのです。

 

 

熊本の塾長がアドバイスする夏期講習期の高校生社会

では日本史にしても世界史にしても地理にしても、勿論現代社会や政治経済、倫理にしても、まずはあなたが興味関心を抱けるものを選べばベストですが、なかなかそうはいきませんよね?なぜなら受験する大学によってはセンター試験(およびそれに続く新テスト)で社会のどの科目を使えるかが決まっているからです。

 

 

大抵の国立であれば社会はどれでも大丈夫とは思いますが、仮に興味関心を抱けない科目が受験科目になってしまったらどうすればいいのでしょうか?

 

 

方針は2つです。1つは自分に必要な合格ラインを把握した上で、他の教科の仕上がり具合を見積もり、社会での得点率を低くしても大丈夫なようにする。他の教科で余計に点数を取っておいて、社会では必要最低限の勉強で済むようにする、ということです。

 

 

もう1つは、社会の受験科目に対する自分の興味関心度合いを意図的に上げる、という方法です。これは目の前の社会の科目の知識が、ダイレクトに自分の人生にとって役に立つものであるという理解をすることがベースになります。

 

 

そもそも私たちは勉強に興味関心を抱きにくい状況にあります。熊本の塾長としていつも生徒さん方に思うのは、興味関心のないことを覚えさせられているなぁということです。

 

 

それってある意味で不毛な努力だったりするわけですが、それをしないと大学に行けない、大学に行くためには覚えなければならない、ということであれば頑張れるわけです。つまり自分のためにこれが必要!という理解さえできれば、そこには覚える価値が生まれるということになります。

 

 

熊本の塾長が思う、夏期講習期に高校生社会に意味を持つ方法

自分にとって日本史が持つ意味は何か、自分が世界史を勉強することで自分にどんなメリットがあるのか、なんで自分は地理を勉強するのか。そういったことを立ち止まってじっくり考えらえれるのも、夏期講習期の良いところです。

 

 

ただ知識を覚えていく勉強をやっていったところで、その知識は「知識」としては頭に残るでしょうが、使える「情報」としては定着していません。英語と同じで、どんなにReadingやWritingのスキルを磨いたところで、その知識をSpeakingやListeningには転用できにくいように、記憶としての残し方に工夫が要るわけです。

 

 

例えば分かりやすいのは地理ですよね。将来は世界中を見て回りたいと思うかも知れませんし、世界情勢がこれだけめまぐるしく変容していく現代にあっては、地理の知識は確実にプラスになります。ただ、情報は日々更新されていくので、教科書の内容がすでに古いというリスクは避けられません。

 

 

市販の参考書を買うにしても、塾のテキストを使うにしても、地理は特に情報の鮮度に注意して下さい。私は経験したひどい例では、塾に置いてあるテキストのデータが15年前のものだった、なんてこともありますので、間違った知識を覚えてしまう前にチェックする癖を付けていただきたいと思います。

 

 

その点でいけば世界史も同じように将来にも必要な知識です。今ですら私たちの知らない土地では戦争状態にあったりする現代です。世界中で断続的に戦争は行われているわけですし、それこそアメリカと日本の関係を理解するにも、北朝鮮の挑発的な行動の意味を理解するにも、中国やロシアの動向の意図を理解するにも、やはり歴史は欠かせないものとなります。

 

 

世界史を知っておくことは今の世界を知ることに直結しますので、学ぶ価値は十分あるでしょう。注意するとすれば、あくまでも教科書の文言は「日本から見た解釈」ですから、日本人のバイアスを通した見方に偏ってしまうリスクがあることです。

 

 

政治経済と倫理は最近セットじゃないといけなくなってきたので、そこまでの選択メリットはありません。以前は政治経済と倫理は別々で評価してもらえたので、明らかに習得ボリュームが少ないという選択メリットがありました。

 

 

世界史や日本史や地理には相応の時間が必要ですが、理系の人間からすれば文系科目にかかる時間は極力減らしたかったので、私は倫理を選びサクッと済ませていました。それが今はできないので残念です^ ^;

 

 

ただ習得できる知識は社会の見方を変えてくれる、もしくは鮮明にしてくれる効果のあるものです。政治も経済も倫理も、あなたに有益な知恵を与え、世の中の仕組みを教えてくれるものなので、勉強しておいて損はないと思います。

 

 

ただ個人的には日本史って要る?と思ってしまいます^ ^; これは非常に申し訳ないことではあるのですが、日本史だけに特化した知識を一体どこで活用できるのか、ちょっとイメージできません。専門家になるのなら話は別ですが、これを意図して選択するメリットは感じられないので、本当に日本史が好きだ!って方以外は、時間も相当投資しなければならない科目なので、ちょっと考えた方が良いかと思います。

 

 

まとめ

少し前置きが長くなりましたが、社会は暗記教科だけにメンタルというか精神面が非常に大きく影響する教科です。そのため脳の性質を少し前座に入れて考え方を整理しました。各科目の特質もさることながら、最終的にはどう効率的に脳内に蓄積させるかがネックになってくるので、興味関心が持てるか否かのポイントには是非意識を向けてみて下さい。

 

 

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