堀江貴文さん主宰のゼロ高等学院は「学校教育を壊す」のプレリュード|熊本の塾長談

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導塾、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

Youtubeで、先日お伝えしたゼロ高等学院の立ち上げに関する記者会見を視聴しました。あの高校ですが、なんと構想から半年で立ち上げたのだそう。個人的に最も興味深かったのはその立ち上げの方法です。そんな方法があるのか!

 

 

また、この高校の立ち上げの背景には、堀江貴文さんの「学校教育を壊す」というコンセプトがあり、学校教育に関しては私も以前から警鐘を鳴らし続けてきたため、今回のプロジェクトが教育のあり方の原点回帰を促すプレリュード(前奏曲)になるだろうと感じ、記事にしたためることにしました。

 

 

今日はあなたに「行動せよ」というメッセージを伝えたいと思います。学びと行動。この両輪を上手に回していくことが、あなたが欲しい成果を手に入れるための最短の方法です。その方法実践のきっかけになれば嬉しいです。

 

 

通信高校のサポート校としてのゼロ高

まず、このゼロ高等学院がどういう位置づけかと言うと、もともとある通信制高校にドッキングさせる形の「サポート校」というものなんだそうです。ゼロ高等学院自体は「座学よりも行動を」という明確なコンセプトの下、

 

 

・ロケット製造

・寿司職人の育成

・ファッションブランドの立ち上げ

 

 

といった、実際の企業のタイアップの中で、実学ベースに学びが進んでいきます。座学ありきではなく、学びよりも先に行動があるイメージです。そして行動する中から自然と学びべきことが明確化されていって、その必要な学びにフォーカスして集中的に学ぶというものになります。

 

 

するとそういった具体的な体験の中で、

 

 

「あれ、自分はこれに向いてるぞ」

「自分はこれよりもあっちの方が好きかも」

 

 

といった気付きが得られる。気付いたらすぐにその行動に移す。そこでまた同じような体験があれば、その通りにまた動く。そうしているうちに自分の本当にやりたかったことにたどり着ける、というのが狙いだそうで、

 

 

『世の中にはたくさんの選択肢があることを知って欲しい』

 

 

というのがメッセージとして込められているのだそうです。

 

 

学校教育はこうやって破壊に向かう

堀江さんがおっしゃっていた言葉で興味深いのはゼロ高を通して「社会に求められる人材を育てたい」というものでした。

 

 

語弊を恐れず言わせてもらえば、今の学校教育はもはや社会に必要とされない能力の育成に偏っており、今のままでは社会と適合できない人間ばかりが輩出されていくことになります。ここが最も危機意識を抱かされる部分です。

 

 

そこに、今回「座学よりも行動を」「社会に求められる人材育成を」というキーワードが浮き彫りにされたことで、ゼロ高のベクトルが見えてきたように感じます。

 

 

また、よく分からないけれど行動できる人間が最も強いとおっしゃるように、今の子供達は逆に行動が無さ過ぎるわけです。というよりも、行動する時間を全て勉強に奪われていると言えます。にも関わらず、何も行動させてもらえないうちから「進路はどうする?」と詰め寄られるのですから、決めようがありません。結果偏差値教育という、成績ベースで行けそうな進路を選ぶというおかしな指導になってしまった。

 

 

学校は考えられない人間をこれまで量産してきたことのツケを、社会に押し付けてきました。しかしそろそろ、学校そのものが矢面に立たされる時がやってきます。「今の学校、やっぱりおかしい!」と明確なメッセージを持った新たな教育環境がどんどんこれから出てくるからです。

 

 

すると学校がこれまで押さえ込んできた生徒たちや保護者たちの不平不満がより露わになっていきます。代替環境さえあれば生徒や保護者は我慢する必要などないからです。そうやってサービスへの素直なクレームが噴出することで、学校自体が自らの在り方を見直すことを余儀なくされる。これが「学校教育の破壊」を意味するのだと私は解釈しています。

 

 

社会に求められる人材へ

では社会に求められる人材とは具体的にどんな人を指すのか。それは堀江さんからすれば「行動できる人」なのでしょう。考えてばかりで行動できない人は、結局は何もしていないのと同じです。行動がなければ意味がありません。行動のみが結果を引き寄せるのです。

 

 

しかし今の学校環境には、行動に使える時間を捻出する余地がありません。朝から夕方まで学校という閉鎖的な空間に閉じ込められるからです。さらに部活までするなら夜まででしょう。そこから次に向かうのは塾だ、という子も少なくない。そうなると一体いつ、勉強以外の体験ができるのか。

 

 

もっと言えば、成績が下がるから体験に時間など使っている暇はないだろう、という考え方もブレーキになります。なんの役にも立たない学校の成績というもののために勉強を余儀なくされ、その勉強のせいであらゆる体験をすることができない現状で、一体どうやって自分の適性を判断すれば良いのか。

 

 

言われたことをちゃんとやりなさい、という指示を強制され続けて、精神的に疲弊したり、ストレスを抱えて思考停止したりする子供たちについては、彼らが失った意欲を取り戻すのには、かなりの時間が必要となります。ここでもまた大きなきっかけ、労力が掛かるのです。

 

 

今の社会に求められているのは、言われたことをちゃんとやる機械のような人間ではありません。それはこれからAIやロボットがやってくれます。これからはより創造的な仕事を人間が担うようになるでしょう。そして付加価値を生み出せる人が求められる。そしてそういった創造性や付加価値は座学からは生まれないわけです。

 

 

座学が全く要らないということではありません。順番が違う。先に行動がないと学ぶべきことが分からないのです。学ぶべきことが見つかれば、もっと言えば好奇心や興味関心が「知りたい」を誘発すれば、人は自然と学ぶのです。これが社会に求められる人材のベースとなります。

 

 

ブレイクスルー・アカデミーの人材育成とは

では熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミーはどんな人材育成を視野に入れて指導しているのか。それもやはり社会に求められる人材です。もっと具体的に言えば、問題解決能力を有した人材となります。

 

 

当塾が勉強に効率を求めるのは、自分の好きなことをする時間を確保してほしいからです。自分のしたいことを我慢して勉強する。それは明らかに間違った考え方。自分の好きなことも勉強も両方やりながら、成績ベースではなく自分の興味関心ベースで進路を模索し、本当に自分が欲する目標に向けて適切な努力をする。その体験から問題解決能力を培ってもらう、というのがコンセプトです。

 

 

おそらくは、堀江さんの立ち上げられたゼロ高のような新たな環境ができたとしても、ほとんどの学生はこれまで通りの学校環境の中で育っていかざるを得ないでしょう。であるならば、せめて学校の中で自分の人生を自衛していってほしい。自分の頭で考えて、勉強のために人生を浪費するのではなく自分の人生のために勉強を活用できる人材になってほしい。それが「ブレイクスルー(現状打破)」に込めた思いです。

 

 

まとめ

学校教育の破壊に向けたプレリュードとしてのゼロ高。後に続く学校設立も続くかも知れません。熊本にも新しい学校環境が生まれたりしていますし、将来学校を作りたいと考えている人も全国に数万人規模でいるようです。

 

 

既存の学校教育が本当の意味で問題意識を以って自己改革を断行しない限り、学校に通う子供たちは現実から乖離していくしかありません。その中で自分の頭で物を考え行動できる子供たちだけが生き残ります。それでもパレートの法則でいけば全体の2割程でしょう。

 

 

あなたがその2割に入るのか、それともその他大勢の8割の方に入って将来レッドオーシャンに飛び込んでしまうのかは、今の努力が決めることになるでしょう。今いち早く危機意識を持って準備できる者だけが自衛の術を手にできる。私はそれくらい深刻に受け止めています。

 

 

私も堀江さんと同じように、一人でも多くの子供たちに生きる力を与えたいと思うし、問題解決能力の育成を施したいと思っています。その過程で学校教育が破壊されてしまうなら、それもアリかと。そうやって鳴り始めたプレリュードを、注意深く聞き取りながら、次に続くBGMを製作していきたいと思います。

 

 

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