成績不振から一気に学年上位になる勉強術｜熊本の塾長談
こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導塾、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。
成績不振の状態から一気に学年上位になることは果たして可能なのか。おそらくこの記事のタイトルを鵜呑みに出来る方は少ないはずです。勿論これは可能です。ただ、実践が難しい。この理屈にたどり着くのに私も結構時間を掛けました。数年単位で。今回は、数年掛けて私がたどり着いた、成績不振から一気に学年上位になるための勉強術について解説していきます。
Contents
なぜ可能なのにほとんどの人ができないのか
まず最初に明確にお伝えしたいのは、一気に成績を上げることは理論上十分可能なはずなのにできないのかということです。ここには人間ならではの壁があります。それはメンタルです。
私たちは良くも悪くもメンタルに左右される部分があります。やる気もメンタルに含めて考えてみて下さい。思い当たる節はありませんか？
皆無限のポテンシャルを持って生まれてきています。これは事実です。でもそれをほとんどの方は成長する過程で忘れていきます。「どうせ私はこの程度なのだ」「俺なんか頭良くないし」と、どんどん自己評価を下げていく。そしてそれが現実を知ることだと思い込んでしまうわけです。
でも本当は違いますよね。努力してもできなかったら辛いから、努力しない自分を正当化したいのです。勉強を強制されるけど、本音は勉強したくないから、成績が悪い自分を「仕方ない」と思いたいのです。
この「自分は頭が悪いのだ」とか「どうせやったって伸びないし」とか「別に成績なんてどうでもいいし」というメンタルがベースにあるから実践できないわけです。そこに成績が伸びる方法が無数に転がっていても、成績が良い人が全体のほんの一握りである理由は、正にここにあるのです。
一部で全体を捉えないで下さい
ここで、誤解があるといけないので1つ重要な話をしたいのですが、私は「勉強しなさい」と言っているのではありません。勉強は別にどうでもいいのです。やりたければやればいいし、やりたくないなら無理してやる必要もありません。それくらいのものです。私が言いたいのは、成績が良い悪いという側面だけからあなた自身を評価しないで欲しいということです。
本来であれば、やりたくもない勉強で成績が良かろうが悪かろうが別にどうでも良いはずです。しかし学校の成績の良し悪しが、頭の良し悪しであるかのようにすり替えられて語られている場面も見受けられます。適切な努力ができていないだけなのに、頑張っても伸びないのは頭が悪いからなのだと能力と紐付けて考えてしまう方もいるでしょう。
要するに考え方が曖昧なのです。勉強をするのかしないのか。すると言うなら結果が全てですから効率的なやり方を模索しなければなりませんが、勉強しないのであれば勉強以外の生き方を模索すれば良いだけの話です。そして今の時代パソコン1台あればどこでも稼げる時代になりました。可能性はそれこそ無限大なのです。
ですから、まずは頭の中を整理していただきたい。勉強は人生の生き方のほんの一部分。学校という強制的な環境で長年過ごし、周囲の大人たちから成績第一主義的な指導や教育を受けるから、自分の評価の軸が勉強になってしまうのであって、本来は勉強はあなたの要素の一部でしかありません。
一気に学年上位に上がるには
では、そういったことを前提にして、一気に学年上位に上がりたい方はどうすればいいのか。結論から先に言いますと、学年上位の人たちと同じやり方に切り替えれば良いということになります。彼らと同じ勉強のやり方にすれば、遅かれ早かれ彼らと同じ成績水準までたどり着けるはずです。
でも、そのやり方が分からないんだよ！と思うかも知れません。そこで、より大事なことをお教えしますと、まずはメンタルから変える必要があるということです。メンタルを変えるというのは具体的には「私は成績上位になって当たり前だ」と認識することを言います。「頑張ったら成績上位になれる」ではありません。「成績上位になるのが普通」という感覚です。このメンタルのことをエフィカシーと言います。
「いやいや、そんなのいきなり思えるわけないじゃん、今の成績で」なんて思っていませんか？それこそが間違っています。だから頑張っても成績が伸びないのです。その状態を「エフィカシーが低い」と表現します。今の成績なんて関係ありません。今の成績が100番だろうと300番だろうと、いずれは成績上位になるのが自分の当たり前だ、と考えなければなりません。その「いずれ」をいつにするかは、あなた次第なのです。
ですから、その「いずれ」を3ヶ月後とかに設定する気になれば、自ずとそうなるような努力をし始めます。重要なのは、どこまで明確な目的意識を持てるか、です。
この世は解釈と行動が全て
このフレーズは、熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミーが必ず生徒さん方にお伝えする、当塾が最も重要視している考え方です。
私たちは皆、解釈をベースにした行動を取るようになっています。解釈によって行動が制約を受けている、という言い方もできます。「自分にはできない」と言えば、そういう行動を取るし、「自分なら当然できる」と思えば、そのように行動しようとするということです。
成功哲学の祖ナポレオン=ヒル博士が書かれた『思考は現実化する』という本はあまりにも有名ですが、ここに書かれていることが正しくそうです。タイトルがそのまま、今回の記事の内容を表現してくれているのですが、実際この本だけを読んでも分かりづらいとは思います。精神論のように聞こえてしまうからです。
しかしそうではなくて、機能脳科学として捉えてみて下さい。脳機能的にそうなっているということです。これもまた解釈です。
脳の特性に則って(のっとって)考えた時に、脳からの電気信号で体の各部位は動かされるわけだから、脳からどんな電気信号が発信されるかで行動が決まると分かります。では脳がどんな電気信号を出すのかは、どこで決まるでしょうか。そう、脳がその目の前の状況をどう解釈し認識するかで決まるのです。
これを三段論法的に言えば「A→BかつB→CかつC→D、よってA→D」ということです。だから『思考は現実化する』と言えるというわけです。よく分かりませんよね(笑)説明が固くてすみません^ ^;
最初は物量作戦しかない
では行動に関してはどうかと言うと、それは勿論最初からいきなり成績上位者と同じ水準ではできません。ですから最初はどうしても時間を掛けて作業量を増やす物量作戦を採らざるを得ません。これまでの取りこぼしを拾わないといけないからです。
本来であれば今までの半分の時間で、今までの倍の作業量をこなす！という作業効率の大幅な改善が基本方針となるわけですが、如何せん、これまでの自分も受け入れなければなりませんから、まずはしっかり取りこぼしを消化するところからスタートすることが先決です。ペースアップはそれからです。
一言で言えば、最初の時期の合言葉は「やるべきことをちゃんとやれ」になります。軌道に乗るのはその後の話だと割り切ることです。そうやって、フェーズ毎に切って考えると、今自分がどこまで来ていて、あとどれくらいで次のフェーズに行けそうかが、なんとなくですが見えてきます。あとはあなたの意志次第で、どれだけでもペースアップできるのです。
まとめ
今がどんな成績であろうとも、これから一気に成績上位になることは十分可能です。問題はあなたがそうしたいと強く思えるかどうか。ナポレオン=ヒル博士が『思考は現実化する』とおっしゃっているように、熊本の個別指導型学習塾ブレイクスルー・アカデミーが「この世は解釈と行動が全て」と教えているように、メンタルと行動が伴っていなければ実現できません。
逆に言えば、メンタルコントロールができて行動が伴えば、誰もが成績上位に”返り咲く”ことはできるわけです。それを後押しするのがブレイクスルー・アカデミーの指導法であり、将来20年後30年後にも活かせるメンタルマネジメントの基本ということになります。他の塾とは大いに異なる環境ですが、是非参考にされてみて下さい。ご連絡お待ちしています。
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