春期講習|熊本の塾は中学生に何を教えるべきか

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

春期講習の時期が近づいて来ました。この時期には、塾に通われている方ならお気づきのように、春期講習への動きが始まっていることと思います。春期講習で塾が行う授業は基本的にはこれまでの総復習と次学年の先取り学習ということになるのですが、当塾ブレイクスルー・アカデミーでは他の塾とは異なる視点から春期講習を見ています。

 

 

そこで今回は中学生に照準を合わせて、春期講習での塾の教え方や中学生の方が採るべき勉強の方針についてお話して行きたいと思います。

 

 

春期講習の塾の基本スタンス

まずどんな塾においても、春期講習はこれまでの総復習と次学年の先取り学習を基本スタンスにおきます。これは別に普通ですよね。新学年に上がるにあたって、これまでの取りこぼしを拾いましょう、早めにスタートを切りましょうという考えは当塾も同じです。

 

 

ただ春休みは1ヶ月もありません。その間で毎日塾がある訳でもないはずです。自主的に毎日塾に通われる場合にはその限りではありませんが、授業がある時しか塾に行かないということであれば、それこそ授業数で制約を受けることになります

 

 

例えば2日に1回塾があるとしても、1ヶ月で15回分の授業です。毎回5教科全ての授業があるとすれば、15回の授業で各教科の総復習と次学年の先取り学習をやってしまおうということになります。一見15回の授業数は十分であるように感じますが、一方で効率性は感じられません。誰もが全ての範囲を復習する必要などないし、先取り学習の進め方もバラバラだからです

 

 

塾は学校と同じように画一的なシステムの上に成り立っていますから、それぞれの事情に合わせて動けるわけではありません。その結果皆に同じペースを課すことになります。つまり塾のプランを自分のために活用できるかどうかで、春期講習が役に立つかどうかが変わってくるというわけです。

 

 

春期講習に合わせるか、自分でプランニングするか

実は保護者さまに与えられた選択肢は2つあるという点を指摘させていただきます。

 

①最初から決まった日程での春期講習にお子さまが合わせて勉強するスタンスを取られるか、

②お子さまに合った春期講習の組み立て方をするスタンスを取られるか。

 

「え?2つ?後者は知らないけど??」と思われたはずです。確かに普通の塾では前者しかありません。後者をやっているのは当塾ブレイクスルー・アカデミーだけです。

 

 

理由は簡単で、ブレイクスルー・アカデミーは個別コンサルを主軸にしているために、指導システムのそもそもが個別的プランニングになっているということ。一人ひとりの生徒さんに合わせたプランしか作れないのが当塾の特徴です

 

 

また、そうすることが一番効果的であるという確信があるからです。するべきかそうではないかを考えることなく全体をとりあえず復習しましょうのスタンスは、無駄の多い仕組みです。やるべきこととやらなくても良いことが混在した課題をやらされるのと、”やるべきと思われること”に絞った課題に取り組むのとは、どちらがより効率的かは明白です

 

 

”やるべきと思われること”と表現したのは、勿論完璧に”やるべきこと”だけにフォーカスすることは現実的に不可能だからです。やってみたけど意外と覚えていたとか、やるべきだったけど見落としていた、ということは確かにあり得てしまいます。それでも全体を広く薄くやって勉強した気になるよりも、明確に自分の考えで課題をあぶり出して取り組む方が、結果的に春期講習後に残っている情報量ははるかに多いはずです。

 

 

これは意識の持ち方が影響しています。やらされたことと自分の意思で取り組んだこととは、取り組む対象がたとえ同じでも脳にとっては大きな違いです。その対象を頭に入れることが目的の場合、記憶の定着度合いを比較したときに、意識が前向きなのか後ろ向きなのかによって脳の働き方が異なり、その結果残る効果が大きく変わってきてしまいます。これを常に、記憶の定着度合いを最大化させられるように意識を前向きに保つことが理想であり、その理想の状態に近づけるよう指導するのが、当塾のスタンスということになります。

 

 

さて、当塾の宣伝はこれくらいにして(笑)。ただ、現段階として普通の塾に通われている方が多い現状では、前者しか選択肢がないわけですから、決まったプランに合わせる形で、その効果を最大化させることを考えることになります。その方針を考えていきましょう。

 

 

春期講習の効果を最大化させるには!?

では春期講習の効果を最大化させるにはどうすればいいのか。そのヒントは前述した「意識の持ち方」にあります。意識を前向きに持てさえすれば記憶の定着度合いは最大化に向きます。

 

 

ここで次に明確にしたいのは、意識の「前向き」とはどちら向きのことなのか、です。これはこれから受講される塾の春期講習と、お子さまの勉強のベクトルが同じ方向を向いていることを指します。お子さま自身にその春期講習を受講する理由があること、そして自分の勉強に関する目標を達成するために春期講習を活用するのだという意識が持てていることです。

 

 

ちょっと小難しく聞こえてしまうかも知れませんが、何も考えずに形だけ春期講習を受けたとしても、「春期講習を受けた」ということ以上の価値を持たないということなのです。何も意識することなく春期講習に参加したとしても、春期講習で覚えさせられたことのほとんどは3日以内に忘れ去られていきます。すぐに忘れてしまうもののために春期講習にお金と時間と労力を掛けられるかどうか、ということです。これを意識1つで状況を変えていっていただきたいというのが、この記事を書いた目的です。

 

 

前向きな意識の持ち方としては、春期講習を受ける前に、春休み中に何を達成したいのかを明確に決めていただくだけでできます。春期講習に何を望むのかを先に決めるということです。この春期講習で自分はどこまでの習得を成し遂げたいのか、それが先に決まっていれば、少なくても課される課題の中で「何をやるべきで、何をやらないで済ませるか」といった取捨選択ができます。塾側は「全部やりなさい」と言うかも知れませんが、何も考えずに全部やらされることほど無駄なことはありません。やらない理由が明確ならば、やることとやらないでおくことを明確に線引きした方が結果には繋がるのです。

 

 

春期講習に塾は中学生にどう指導すべきか

春休みの期間に時間を相応に制約する春期講習を課す立場として、中学生に何をどう指導するかは前もって考えて然るべきです。春期講習というパッケージそのものを販売している気分で毎年形だけ生徒さん方に売っていき、あとは機械的に授業をして宿題を出すだけ、になっている塾があまりに多すぎると思います。そしてその在り方にあまり疑問を呈さない保護者さまも多い。もっと塾に注文をつけても良いのではないでしょうか。お子さまの新学期のスタートのための大事な時期ですので、春期講習は大事にされることをお勧めします。

 

 

そして塾は塾で柔軟に対応できる仕組みに切り替えるべきでしょう。満遍なく教えるというのは、教える側としては簡単です。テキストも出来合いのものを使うでしょうから、授業を担当される講師の方も予習はできます。でも生徒さんが何をやるべきかを考えもしない授業をするなら、それの効果は薄い。

 

 

100を教えて、その100の中から各生徒さんが自分の必要な部分を自分で選択し拾って覚える。全てのクラスでその状況なら今のままでも構いません。しかし現実そうではないでしょう。塾側が生徒さんに取捨選択の意識とその方法を教えなければならないはずなのです。そのために本来塾がある。

 

 

学年をまたぐこの時期は1年の中でも意味の大きい時期に当たります。ここをどこまで大事に扱い、生徒さんの”次”に繋げるか。塾に求められている姿勢は正にそこにあると思います。そうやって塾側と生徒さん(ひいては保護者さま)側がお互いに意識を持ちながら、ある種の切磋琢磨をしていくことで本当の教育が機能し、成績に反映されていくものと思います。

 

 

春期講習をより効果的に使っていきたい、中学生のお子さまをお持ちの保護者さま。何かご相談されたいことなどございましたら、是非お気軽に当塾までご一報下さい。セカンドオピニオンとしてご活用いただければ、より効果的な春休みになられるかと思います。

 

 

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