偏差値、ちゃんと使えてますか?熊本の塾長が偏差値活用法を伝授します|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

皆さんは偏差値って気になりますか?おそらくYESだと思います。模試などを受ければ分析シートが付いてくると思うのですが、そこでは結構偏差値が重要視される傾向があります。学校や塾での三者面談、進路指導も偏差値ベースが多いと思うのですが、それって妥当なアプローチなのでしょうか。検証してみましょう。

 

 

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そもそも偏差値ってどんな値?

そもそも偏差値とは何かというと、全体の中で自分がどのくらいの位置にあるのかを知るための指標です。あまり把握されている方は多くないのですが、偏差値を算出する際の方程式は以下の通りとなっています。

 

 

偏差値=50+{(自分の点数ー全体の平均点)/標準偏差}

 

 

平均点については分かりますね。皆んなの点数を全部足して、皆んなの人数で割った値です。標準偏差がちょっと難しいのですが、まず一人一人の点数から平均点を割った値を2乗します。そしてそれらを全部足し合わせます(この値をaとします)。最後にその値にルートを掛けます。「ルートを掛ける」というのは、出た値aに対して√aにするということなのですが、√aというのは2乗したらaになる数、という意味です。標準偏差の部分だけを式に表すと以下のようになります。

 

 

標準偏差=√(Σ(i=1~N)(Xi-Xz)^2/N

Σ(i=1~N):N人分の点数を全部足す、Xi:i番目の人の点数、Xz:N人の平均点

 

 

この部分は分からなくても大丈夫です。誰も覚えていません(笑)ただ、注意して欲しいのは「平均点」です。平均点ほど当てにならない値はありません。70点と30点の平均も、100点と0点の平均も、45点と55点の平均も全て同じ50点になります。平均と言われても参考には使えないのです。ですから平均を2乗されて√まで掛けられると、もはやどう扱っていいのか分からない数字になっているというわけです。

 

 

偏差値が生まれた経緯

では、こんな得体の知れない値がいつどうやって生まれたのかと言うと、検討され始めたのは戦後。GHQの占領下にあった日本に、昭和21年アメリカから教育審議官がやってきます。彼らは、当時まだ伝統的かつ権威的な絶対評価制度を採用していた日本のやり方に驚きます。要は試験官が良しとすれば合格、ダメだと言えば不合格という評価法です。

 

 

アメリカでは20世紀はじめに心理学者E=L=ソーンダイクによって教育測定運動が大々的に展開されていました。客観式の標準テストで学力を測定評価する方法が教育界に浸透していたのです。それが日本には全く見られなかったことから、戦後このタイミングで初めて、論理的統計学的な考え方が本格的に日本の教育現場に導入されることになります。

 

 

この頃、東京都の教員2年目の桑田昭三氏は、生徒一人一人が合否に対して審議を受ける『志望校判定会議』の折、自身のある生徒が1点足らずで志望校を下げるべしとの通達を受けたことから、生徒の進路指導における論理的な指標の必要性に気付かされました。まだ若い教師だった桑田氏が「1点足らないからと言って不合格になるなんてどうして分かるんですか!?論理的に説明して下さい!」と食い下がっても、「では1点足らなくても合格できると言い切れる根拠を論理的に説明しなさい」と言われて反論できなかったからです。

 

 

そこから思い悩むこと3年、桑田氏は偶然出会った「ケトレーの法則」を参考にして、アメリカの心理学者L=M=ターマンの知能測定の論文と似た、心理学分野にはすでにあった「偏差値」という概念を教育現場に転用することを思いつきます。これが偏差値の始まりです。

 

 

これが1960年代に一気に普及し、1980年代の共通一次試験導入をきっかけにして、本格的に全国的に浸透していったとされています。

 

 

熊本の塾で偏差値が重視される理由

こういった経緯で生まれ導入されてきた偏差値ですが、それでも数式から分かる通り、あまり信用性の高い値だとは言えません。ではなぜ偏差値がここまで重要視されているのでしょうか。それは「唯一最もらしく使える値」だからです。

 

 

皆さんお気付きの通り、受験と言い勉強と言い、それらの本質は「競争」です。相対的なものになります。いくらあなた個人がレベルアップしたからと言って、周りも同じくらいレベルアップしていれば相対的な立ち位置は変わりません。周りよりも成果が出るスピードが速いから順位が上がっていくのであって、その逆ならば順位は下がっていくだけになります。

 

 

ではその「相対的な立ち位置」をどうやって視覚的に、論理的に、もっと言えば相手に説得力を持って説明するか。ここに偏差値が重視される理由があります。要するに、指導に当たりお墨付きのあるデータが必要だからです。あなたは合格しそうだから今の志望校のままで良し、あなたは合格が危ういので志望校を下げなさいといった指導に関して、相手が納得するような裏付けが必要だったのです。そしてその事情は現代でも変わりません。

 

 

つまり、教育現場はこの140年間、何も事情が変わっていない。学校も、それに付随して動く学習塾業界も、偏差値に代わる有効な手立てを今も手にできていないのです。だから今でも志望校選定は偏差値で輪切りされる方法しかできないというわけです。

 

 

偏差値は実際当てになるのか?

客観的に考えてみると、大方偏差値データに基づいた結果に収まっているとは思います。ただ、そのことが偏差値を妥当性のある参考資料として採用すべきかどうかは、別の話だと私は考えています。なぜなら、偏差値は信用に足るデータであると、多くの人が思い込んだ結果だと考えられるからです。

 

 

これは、そもそも偏差値が何なのか!?という概念理解の話になってきますので、ちょっと小難しく聞こえると思うのですが、偏差値が信用性の高いデータだと思っている方は、この偏差値を「結果」だと思ってしまっているのです。でも本来は偏差値データは「手段」に過ぎません。「参考資料」です。そのデータを見て、どうするかは本人が決めるべきこと、あなたが決めることなのです。

 

 

「データが厳しいと言っている」という事実と、「自分の合格は厳しい」という将来を短絡的に繋げて考えてしまうから、データに近い結果になるのです。でも違うのです。「データが厳しいと言っている」というのは事実ですが、「だから不合格になる」のではなく、「だったら合格するにはどうしたらいい?」と考えるようにしなくてはいけません。あくまでも合格するために使う参考資料なのです。皆さん扱い方を間違っているのです。

 

 

現状把握は大事なことです。ここの見積もりを甘くすると、そのあとにすべきことにも甘さが出ます。しかし現状を冷静に分析したデータはありがたいです。ただ、先にも述べた通り「平均」自体が怪しい数字なので、当てにはしない方がいいということです。事実を教えてくれるけど、あくまでも「そんな感じ」というだけの話であって、それが未来を占っているように感じてはいけません。

 

 

偏差値に振り回されないで下さい。偏差値を誤解しないで下さい。偏差値通りに生きる必要はありません。ただの「データ」ですから。

 

 

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