高校1・2・3年生で夏期講習はどう変わる?熊本の塾長が「夏に起きる成績差のリアル」を解説

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

まずは中学生の夏期講習期の過ごし方については基本的なところを大まかにお話しできましたので、今度は高校生夏期講習期の過ごし方についてアドバイスをさせていただこうかと思います。が、高校生の場合は中学生の比ではありません。というのも、中学生の時に比べて勉強しなければならないボリュームがかなり増えているからです。

もしこれから受験の夏が来る!という方に関しては、ちょっと覚悟をしなければならないかも知れません。


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熊本の塾長が教える高校1年生の夏期講習

高校生の夏期講習期として最も重要なのは1年次の夏期講習です。これは間違いありません。なぜか。最も差がつくからです。もしこの40日間を有効に過ごしきることができたなら、あなたは確実に成績上位者に入れます。というのも、それだけのマインドがある方ならば、かなりの勉強効率を期待できるからです。

そもそも高校生になって初めての夏期講習期というのは、ほとんどの方が気を抜く40日になります。高校受験のために頑張った3月までの達成感、受験競争からの開放感、新しい友人や部活の始まり、去年の夏楽しめなかった分を取り返さんとする思い。様々な要因があって最初の夏は勉強は二の次になる方が多くなるのは必然です。

また、九州、特に熊本という地には悪しき慣習があります。それは課外です。せっかくの夏期講習期に入っても、なぜか学校が課外と称して授業を組むのです。そのため少なくても夏休みが始まって頭5日間ほどは課外と部活で平常時と同様のスケジュール。勿論予習と復習は必要ですから、夏休みの宿題に手をつけられるのはその後になるケースが非常に多くなります。

そんな中で高校で初めての夏期講習期の課題。中学生の時と違って結構な量を出されるケースもあると聞きます。休み明けのテスト対策も兼ねているので、解かなければならない問題数も比較的多く指定されたり、山のようなプリントの束を渡されて、それをひたすら解くといった光景をよく目にします。これを部活や塾通いと両立させながらスムーズにこなすことができるなら、全く問題はないでしょう。


熊本の塾長が教える高校2年生の夏期講習

では高校生でも2年次に上がるとどうなるでしょうか。よく言われるマンネリの時期ですね。

高校生活にはすでに慣れてしまい、部活も学校も他の塾や習い事も、それらすべてのリズムが落ち着いている頃です。良くも悪くも成績もある程度安定しており、自分の位置はこんなもんかといった理解もできている頃かと思います。

なのでこの頃には「学年で40位くらいの位置にいる自分」「いつもドベに近いダメな自分」「比較的安定して成績トップ層にいられているから安心して受験対策に集中できる自分」といった、自己イメージがほぼほぼ完成されてしまっている時期ではないでしょうか。

こういった理解された自己イメージのことをマインドと呼ぶわけですが、そうするとほぼほぼ勉強に対する取り組み方も、そのマインドに合わせられたレベルに収まっているわけです。何も意識しなければ、このままのマインドで夏期講習期に突入することになります。

熊本の学習塾塾長としては、せっかくの40日間という貴重なフリータイムを、この状態で過ごしてしまうことに相当な危機感を抱いているのです。というのも、高校生の2年目の夏期講習期こそが、差を詰める最後のチャンスだからです。

言っても受験生の夏は誰もが頑張る季節です。あれだけ長い時間を部活に捧げてきた運動系の部活生が、一気に解放されて勉強に切り替える時期でもありますから、それまで以上に競争は激化するのは目に見えています。ということは、現状から飛躍するにも、ついた差を巻き返すためにも、高校2年生の夏は、むしろ気を引き締めて迎えなければならないのです。

熊本の塾長が教える高校3年生の夏期講習

誰もが燃えるはずの高校生最後の夏期講習期。吹奏楽部などのコンクールが遅い時期にある部活生以外は部活を引退して勉強1本に絞れるようになる時期ですね。ここからが本格的な受験競争とも言えます。

この時期の高校生は学校によって大きく状況が異なります。すでに2年次までに3年生範囲まで終わらせている学校は、比較的ゆるくしてくれるところもあって、「自分で勉強していきなさい」となる学校もあると言います。

これを放置と呼ぶ人もいますが、自分で勉強した方がはるかに効率的に勉強できますよね!と思っている熊本の学習塾塾長は、かえってこの時期の巻き返しを念頭にしたアドバイスをしていきます。

勿論課外の負担が大きい高校にいる方は大変です。自分のしたいことができない状況の中で板挟みになるケースが非常に多いからです。学校ではこれをしろと言われ、塾に行くと別の課題を渡され、アドバイスが分かれてしまうからです。そんな板挟みになりそうになったら、何が一番大事なのかを冷静に考えて、採るべき行動を選んで下さい。この判断が最も大事で、文字通り合否を分けます。

ここについては私も明確なアドバイスをしますが、学校側の柔軟性がモノを言います。ほとんどの学校は固いので、私がどんなにアドバイスをしても、それを実践できるかどうかは微妙です。学校はどこまでも勉強を「学問」として取り扱おうとするので、受験に必要のない教科までさらに深刻な問題は夏期講習期の後の受験直前期とも言えますが、それはまた別の機会にしましょう。

まとめ

今回は夏期講習期に高校生がどういった状況に陥るのかという点をおおまかに説明しました。しかしこうやって客観的に状況把握をしておくと、自分がその通りにハマってしまっているのかどうかも把握しやすくなるものなのです。これを「メタ認知」と言いますが、自分を一段高い見地から俯瞰(ふかん)して捉え、自分を客観視して行動するスキルを今のうちから身に付けておくべきです。

というのも、こうやって言われると「いやいや、そんなの分かり切ってることじゃないか」と思われるかも知れませんが、いざその時になってみると目の前のことに忙殺されて、自分を客観的に見る余裕がなくなってしまうからです。気持ちに余裕がある時から心の準備をしておくこと、その時になったらどう行動するかを決めておくこと、気持ちに余裕がなくなった時にはどうするかを先に考えておくことです。

単なる頭の中だけにしかなかったモヤモヤしたイメージが、いざ文字にされた瞬間に明確な光景として認識される。意識でどうかしようと思っても、環境に抗って(あらがって)高い意識を保ち続けるのはなかなか大変なので、改めて今回はご説明した次第です。

あなたのこれからの夏期講習期のために、何かお役に立てられたらと思います。夏は大事な時期です。でも油断するとあっという間に過ぎてしまいます。誰もが有効に使えるわけでもありません。やはり、前もっての心構えが大事なのですね。

 

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