塾生以外には本当は教えたくなかった弱点克服成功の秘訣|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー
こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導塾、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。
今回の「弱点克服」というテーマは非常に重要なので、是非頭に刻みつけて下さい。というのも、弱点克服をいつやるのかということと、そもそもやる必要があるのかどうかということをしっかり考えないと、全体が狂ってしまうからです。
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熊本の塾では弱点克服をどう教えている?
まずはじめに、熊本の塾では弱点克服をどう教えているのかですが、実は意外とアバウトな教え方をされているようです。中には弱点克服を売りにしている塾もあるみたいで、とても不安を感じています。弱点克服は単なる点数アップの方法ではないからです。
例えばよく言われるのは、穴があったら心配だから先に埋めておいた方がイイでしょ?と教えられるパターンが非常に多いです。そう教える講師は、足を引っ張っている教科を先に仕上げておく方が点数が伸ばしやすいと考えているのだと思います。
この発想の根本にあるのは、ほどほどの教科をそれ以上に伸ばすよりも、全く出来ていない教科をほどほどにする方が早いということだと思われます。この考え方にも一理ありますが、こと勉強においてはちょっと考えなければなりません。それは弱点克服する時のメンタル面についてです。
弱点克服を考える上で重要なこと
まず何事もそうですが、あえて勉強に絞ったケースで考えると、受験で合格を目指す際には2つの仕組みに常に意識を置くことが求められます。それは教育体制としての受験制度という仕組みと、感情面を含めた人間の構造という仕組みについてです。
弱点と言うからには、おそらくその教科は苦手なのでしょう。あなたは苦手な教科を勉強している時にモチベーションは上がりますか?教育現場ではほとんどの場合モチベーションのことを「やる気」と解釈しています。つまりやる気の高い状態で勉強できるかどうかということです。これは言わずもがな、人間の構造という仕組みの話になります。すると勿論モチベーションが高くはなっていないでしょう。弱点克服は感情的にネガティブになりモチベーションを引き下げる行為だと言えそうです。
すると、熊本の塾では弱点克服を安易に売りにしてしまったり、最初に手がけるものとして教えてしまう塾さんは多いのですが、それは受験制度の側からしか発想できていないからなのです。忘れてはいけないのが人間は感情の生き物であり、弱点克服という作業はモチベーションを下げるという点。つまり、最初にするべきことでは本来ないということなのです。
弱点克服はいつやるの?今、じゃないでしょ!(笑)
では弱点克服はいつやるべきなのでしょうか。実はその前に考えなければならないことがあるのです。それは「そもそも弱点克服はやるべきなのかどうか」ということです。
これは本当にケースバイケースですが、基本的にもし弱点教科と言えるものがある場合は、最終的に私はこの教科を克服しておかないといけないのだろうか?ということを考えて欲しいのです。その判断基準は勿論、弱点克服をしないと合格しないのかどうか、です。
当塾の基本スタンスとして、まず勉強というのは受験のためにやるものというスタンスでいます。明確に「学問」という見方とは一線を画しているわけです。その観点からいくと、受験はあくまでも受験教科全部の総合得点で競うものなので、弱点克服がどれくらい合格ラインをクリアするために関わってくるかを検討します。熊本の公立高校受験を例にして考えてみましょう。
熊本の高校受験から考える弱点克服のタイミング
まず高校受験は5教科受験が基本です。各教科50点満点の計250点満点で計算します。今英語が弱点教科だと考えましょう。点数的にはいつも25点くらいをふらふらしているとします。他の教科は安定して30点オーバーなのに、一見心配ですよね。
でもちょっと待って下さい。ここで英語の弱点克服を考えるのは尚早です。というのも、他の教科との点数バランス以上に重要な基準があるからです。それは「あなたの志望校の合格ラインは何点必要なのか」です。
仮に250点満点のうち180点が合格ラインになっている学校を志望校に設定するとしましょう。ここから英語の25点を差し引くと155点です。これを単純に4教科で割ると、各教科平均37、8点になります。つまり英語が25点で足を引っ張っているとしても、他の教科で40弱狙えるのなら、ちゃんと180点を超えてくるということです。であれば、わざわざ苦手な教科を先にやろうとして勉強そのものへのモチベーションを頭から下げたりしなくても、まずは上げやすい他の教科の勉強を優先させた方が良いわけです。
ちなみに中学レベルであれば8割以上の得点率を狙うのは無理な設定ではありませんので、他の教科を40点以上を目標として対策し、安定してきたタイミングで「じゃあそろそろ英語やろうかな」くらいで構いません。勿論それまで完全な勉強0状態だと怖いので、ちゃんと最低限のメンテナンスは必要ですが、弱点克服という名目で時間を投資するのは戦略的ではないなと思います。
これが大学受験になると、苦手教科というよりも苦手「分野」になってくると思いますので、弱点克服についてはまた少しアプローチを変える必要がありますが、基本的には同じスタンスで構わないと考えています。
弱点克服を先んじても良いケース
ただ1点だけ、弱点克服を先にやっても良いと言えるケースがあります。それは「苦手教科が気になって仕方がない」という場合です。これはもう完全にメンタル面の問題ですが、人間は感情の生き物なので、感情や価値観といったコントロールし難いものについては、そちらを優先させた方が逆に良いのです。
気になるものを放置することで他の教科の勉強効率を下げてしまうのは本末転倒です。弱点克服を最初にやってはダメ!ということではなく、あくまでもモチベーションの低下によって他の教科をも圧迫してしまうのが危険だっただけなので、後回しにする方がモチベーションを下げるというのであれば、優先していいという理屈になります。
このように弱点克服というテーマ1つ取っても、ちょっと掘り下げて考えて対処しないと、限られた時間の中で欲しい成果を上げることはできません。そして常に全体から部分に向かって発想をすることです。あくまでも志望校合格のために勉強しているのですから、その目的を忘れて発想しても、適切な努力にはならないと肝に銘じて下さい。
熊本の塾で志望校合格を引き寄せるために
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