やる気がない我が子をどうにかしたい保護者の方へ|熊本の塾長談

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

当塾にご相談に来て下さる方の中には、なかなかやる気を出してくれない我が子にヤキモキされている方もいらっしゃいます。親になった今の私には、そういった時の保護者の方々の思いが少なからず理解できると感じています。私もそういった子供達こそどうにかしてあげたいと思っているのです。

 

 

ここでは、やる気がない我が子がご心配な保護者様のために、少しでも参考になればと記事を書きました。ただ、カウンセリングのプロでもなければ精神科医でもございませんので、私も全ての方の結果を変えてこられたわけではありません。その点を踏まえた上で、一塾の塾長としてやる気のメカニズムを研究してきた立場から、今お話できることを書き綴っていきたいと思います。

 

 

「やる気」が削がれる本当の原因とは

実は以前にも「やる気」に関する記事はいくつか書いています。

 

 

「やる気」と「モチベーション」は違うよ、という話

やる気が出ない時の対処法について

やる気はこうやって出せる!という話

あなたにもやる気スイッチあるよ!という話

 

 

など、いくつかございます。もしご興味がございましたら併せてご参考下さい。今回はまた別の角度からお話していきます。

 

 

さて、では「やる気」とは何かということですが、ざっくり言えば「勉強をやろうとする気持ち」ですよね。しかし前提がまず「勉強したくない」わけですから、「勉強しなさい」と言ってもやる気になれるわけがありません。ただ、問題は実はここではないのです。

 

 

本当の問題はここで親子間の対話が十分になされないケース。これは保護者の方が忙しくて十分に時間や精神的余裕が取れず、ゆっくり冷静にそういった話をしてあげられないことや、お子様自身が多くを語りたくないという場合に起こります。頭ごなしに「勉強は大事なんだから、やらないと困るだろ」なんて話をしても、お子様にはおそらく伝わりません。お子様が分かって欲しいことはそこではないと考えられるからです。

 

 

やる気が起こらない理由、そしてやる気が削がれる理由は、お子様が本当に汲んで欲しい思いを汲めていないことにあると考えられるのです。細かいケースはそれこそコンサルティングの過程でヒアリングをさせていただかなければ分かりませんが、この対話に勉強の専門家である私のような人間が入って情報を整理することも、親子間の対話を円滑に進める一つかと思います。

 

 

お子様はここを汲んで欲しい!

これは私も経験があることなので、何となくお子様の気持ちに寄り添えるのですが、本当に汲んで欲しいのは「勉強したくない」という気持ちです。

 

 

頭では勉強した方が良いことには気づけているはずです。しかし、どうしてか勉強に前向きになれない自分がいます。弱いなぁと自覚しているんです。そんな弱い自分と向き合うことができずにゲームやスマホに逃げてしまいます。どうにか勉強に自分の興味が向いてくれないかと心の隅で願いながら、整理のつかないモヤモヤした状況から逃げるようにしてゲームやスマホに向かってしまう。

 

 

そんな時に「勉強しなさい」が結論の話なんて聞きたくないのです。そうではなく「そうだよね、分かるよ」と言って欲しいんだと思います。「悪いのはあなたじゃない」と言って欲しいんだと思うのです。

 

 

実際、勉強に対してやる気が湧かないお子様よりも、勉強の意味も目的もロクに説明もしないで勉強を強制してくる学校やその教育制度自体が悪いと言えます。しかし学校も制度も変えられません。その社会システムの中で結果を出していくことが解決の緒なのです。だから保護者の方も「勉強しなさい」と言わざるを得ない。それは自然です。当たり前なのです。当たり前なのですが、子供達はまず共感してほしいんだと思うのです。味方になって欲しい。

 

 

勉強に対する違和感

何より今の世代の子供達は勉強にある種の違和感を感じています。勉強が本当にそこまで大切なものなのだろうか。これは正しい感覚だと思います。「勉強をしなさい」を鵜呑みにするのではなく、自分が腑に落とせるように一旦保留にし、判断を先延ばしにすることも時には必要です。

 

 

そこに人間の心理が絡みます。人間には自律心があり、自分の行動を自分で制御したい潜在的な欲求があります。ですから「決して見てはいけません」と言われたおじいさんとおばあさんは、余計気になって襖(ふすま)を開けてしまい鶴は去って行ってしまいますし、ダラダラしているお子様に「いつまでゲームしてんの。早く勉強しなさい」と言って漏れなく「今のでやる気なくなったわ」なんていう喧嘩になるというわけです。

 

 

人は「〜しなさい」と言われると急にしたくなくなり、「〜しないで」と言われるとしたくなるものなのです。

 

 

制度への不信と時代の流れに関する嗅覚的感性、そして人間に元から備わっている心理的な反応システムゆえに、子供達はものすごく得体の知れない違和感を勉強に関して抱いています。ただそれを理解し言葉にするだけの経験もボキャブラリーもありません。だから説明できない。自分の中の止められない葛藤を処理できずに、焦る親からの「勉強しなさい」のコールに反発することでストレスを発散している。でも自分のこの他者には決して見えない葛藤で苦しんでいることを、一番身近な存在である保護者にはせめて気付いてもらいたい。素直に認めて「ありがとう」「嬉しいよ」とは言えないでしょうが、それでも「そうだよね、あなたもしっかり考えて答えを出そうとしているんだもんね」と言ってもらえると救われる。

 

 

共感が心の扉を開く、、、かも

これは絶対ではありません。こういったアプローチが届かなかったこともしばしばです。ただ、私が子供達に、特に勉強が嫌いだという子供達に話すのは「勉強するのかしないのか、まずはあなたがそれを決めなさい」というものです。

 

 

熊本の個別指導型学習塾ブレイクスルー・アカデミーは、勉強に限らず幅広い角度から様々なアドバイスを行うことができる、一風変わった学習塾です。成績を上げたい方にはそのような方法や発想を教えますし、学力を上げたい、つまり頭が良くなりたいという方にはそういった方向から指導を行います。部活の悩みを解決するために友人との人間関係を改善したいという生徒さんもいらっしゃいましたし、私立大のAO入試のための小論文対策や面接対策も行いました。「一生遊んで暮らしたい」と言う生徒さんにはマネー・リテラシーの話をしたこともあります。勉強だけが全てではないという現実をしっかり教えるのです。

 

 

勉強が全てではないというのは子供達も気付いていることです。ただ価値観的に学校や教育システムに大きく影響を受けているので、そうは言っても勉強は捨てきれない、というのが本音です。だから当塾にいらっしゃったわけです。ということはこちらも成績アップに関するアドバイスを多角的に行っていくことになります。問題は、そうなってもなお「勉強したくないんだよな〜」という潜在的な思いが残っていることです。

 

 

だからあえて私はこう聞くのです。「あなたは勉強するの?しないの?どっち?私はこれから勉強に関するアドバイスをすればいいの?それとも違うアドバイスが欲しいの?」と。なんだか文字に起こすと強烈に聞こえるかも知れませんが、実際にはもっと会話的です。ただ、覚悟はしてもらわなければなりません。当塾は明確な目的意識を持った方が「知りたい」と思うことを教えていく環境だからです。

 

 

まとめ

私はやる気のない生徒さんに対して、そのことを理由に叱ったことはありません。私が叱るのは主に2点で、

 

 

① その生徒さんが明らかに時間を無駄に浪費していると感じる時

② 勉強すると決断したはずなのにアドバイスを実践しようとしていない時

 

 

勉強したくないという心理状態のまま、ダラダラと勉強を続けるほど無駄なことはありません。そうやって無理して勉強しても、勉強したことは脳には記憶として残っていきません。全て忘却の彼方です。ですからダラダラ勉強しようとしている生徒さんにはキツイけれどしっかり話をします。せっかくの若い時間が勿体無いからです。人生が勿体無い。若いときの時間は本当に貴重なのです。無駄にして欲しくないのです。

 

 

それから、前述した選択肢において「勉強します」と自分で決めたはずなのに、勉強への姿勢がまるで感じられない時。こういう時は膝を突き合わせて話をします。生徒さんの意見や考え方を尊重しながらも、望んだ結果を手にするためにはどうしなければならないのかを色々な角度から話をしていきます。

 

 

やる気がない生徒さん本人が悪いわけではないという前提で話をするので、少し耳を傾けやすいようです。あとは色々話を聞いていきます。どんなゲームが好きなのか、部活はどうか、どんな本を読むのか、本当はどうしたいのか、勉強がしたくないのはなぜなのか、とにかくその生徒さんのことが知りたいのです。その生徒さんのことが分かれば、どうしてあげればいいのかも見えやすくなるからです。だから授業ではなくコンサルティングでなければなりませんでした。一方的に勉強の情報を発信するだけでは生徒さんの本音に寄り添えないのです。

 

 

私は生徒さんにやる気を出させたいと思って話をしません。むしろやる気が出なくて当たり前だよね、という感じで話をします。その代わり、頑張らなくても成績を上げることはできるのだということを教えます。やるべきことさえやれば結果は勝手に出ると教えるのです。そのやるべきことはこれで、それをするのにやる気は必ずしも要らない。ただ、やるならやりなさいと。やりたくないと思いながらやれば不毛に終わるが、やる時はやると割り切ってやれば頭に残る。これが大事です。

 

 

そうやって、感覚的な部分にも配慮した上で論理的な話をすると、生徒さん方も受け入れやすいのかな、と感じています。

 

 

もしこういった指導にご興味があられましたら、一度当塾にご相談下さい。勿論、100%役立てる保証はありません。可能性の話です。ただ、きっと何かしらの言葉は心に残していただけるはずです。

 

 

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