GWで勉強のペースが完全に狂った場合の対処法|熊本の塾コンサルタント

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

来月いよいよGWがやってきます。怒涛の10連休!勿論、これまでのGWの長さを基準にすれば10連休は長いと感じるかも知れませんが、海外では今回のGWばりの休みが普通にあるような国もあるようです。でも私たちからすれば初めて訪れる10連休という休みで、おそらくお子さまの勉強のペースは大いに崩されることでしょう。どこかに遊びにいったり、家族で旅行に行ったり、親戚が来たり、イベントが続いたりして、結構な時間をGW中勉強以外のことに使われてしまうはずです。

 

 

こうしたGWに起こりうる「勉強のペースが完全に狂った!」という事態に対して、今から作戦を練っておきましょう。

 

 

GWで勉強のペースが狂ったら

まず第一の意識の持ち方としては、GW中にペースが狂うことはあって当然と思うことです。これは諦めではありません。あくまでもペースを狂わされたことに対する対処のための意識付けです。

 

 

なんせ10連休で、初めて銀行も休みを取ると言っているほど特別な10日間になります。他の企業さんも含めて休まれるところもあるでしょうし、とにかく社会の在り方自体が通常通りにはいきません。それにせっかくの10連休。やっぱりどこかに行きたい、満喫したいと思って当たり前です。それを「勉強のペースが狂うから」と楽しむこともそっちのけ勉強縛り、なんて大抵ご家庭では難しいかと思います。

 

 

ですから、まず第一は「お子さまの勉強のペースが狂っても気にしない」ことが重要です。問題は、狂った勉強のペースをどういち早く取り返すか。夏休み明けのぼーっとしたテンションと同じで、長期休み直後には急にペースが戻ったりできない多少のタイムラグがあります。そのタイムラグを最小限に抑えることが先決です。

 

 

また、GW明けにはテストがある場合が多いため、ここで否が応でも差が出ることになります。GW中もしっかり勉強ができた人とできなかった人です。もしできなかった人に入ってしまったら、できることは次の2点のみです。

 

 

① そのテストの徹底した復習

② 次のテストでの巻き返しのプランニング

 

 

GWで狂った勉強のペースを取り戻す2つの戦略

先に挙げた通り狂った勉強のペースを取り戻すには2つの方針で対応するのが得策です。それは「GW明けのテストの徹底した復習」と「次のテストへの準備の徹底」。この2点を確実に抑えれば、傷はその1回で済みます。逆にそれができなければ、こういった事態に陥る度に差がつけられることになります。負け癖は絶対つけてはいけません

 

 

「GW明けのテストの徹底した復習」についてですが、これはテストが終わった3日以内、長く見ても1週間以内でやって欲しい内容です。GW中は十分に勉強する時間が取れません。が、大抵の場合課題が出されて、その課題がそのままGW明けのテスト範囲になります。そしてこれまた大抵の場合、課題をやって丸付けするのが精一杯で、そのやり直しや不消化な部分の完全理解に対する努力を怠ることになります。その結果、そこまでやった生徒さんとの間で差がつくことになるのです。

 

 

しかし差がつくと言っても、そのテストだけで、その後差がついた分をしっかり補いさえすれば、その次のテストでは元の状態に戻すことが十分可能です。そのための最初の処置が「GW明けのテストの徹底した復習」。GW中についた差をなかったことにするための戦略です。

 

 

さらに言えば、この復習に時間を掛けている間にも授業が先に進んでしまうでしょうから、現在進行形の勉強内容もしっかり拾いながら次のテストに備えることになります。このダブルワーク分は、GW中に遊んでしまった分を取り返すために受け入れるべき苦難です。GW明けテストからその次のテストまでの間は十分時間は開いているはずですので、GW分はここでの時期に取り返しましょう。

 

 

「GWで勉強のペースが狂う」を前提としてイイ理由

真面目すぎる方は、GWで勉強のペースが狂うことを必要以上に嫌います。こうした時にしっかりできることが理想ですし、そうしている子が実際いるので、それが同じようにできないお子さまにヤキモキされて、つい語気が荒くなってしまう方もいらっしゃるかも知れません。

 

 

それ自体は悪いことでも何でもありません。保護者さまの行動は当然です。問題はそれが「あなたがGWで遊んでばかりで勉強しなかったのが悪いんでしょ!」と言って終わらせないことかと思います。「だから一旦キツくなっても、やらなかった分は取り返さないといけないでしょ。そうすれば元のペースに戻して辻褄合うじゃない。」と次の行動方針を示してあげることで、1ヶ月スパンで見たときの前後のズレが修復できます。

 

 

そうです。1ヶ月スパンで見ることが重要なのです。受験は3年スパンでの競争ですし、定期テストにしても数ヶ月毎の話です。GWは確かにイレギュラーな長期休みですが、それはあくまでも5月という1ヶ月の中でちょっと波風が立った、というレベルの話であって、その10日間の前後で物事を考えてしまうと神経過敏になってしまいます。1ヶ月掛けて元の状態に戻しましょう、で全然構いません。

 

 

要は、GWでペースを狂わさないようにしよう、とするよりも、多少狂うことを想定内として、その狂った勉強のペースを元のペースに戻ることを考えた方が、実は自然な流れなのです。そしてその方がGWを満喫することもできます。

 

 

一番避けたいのは、勉強のことを気にして遊び、遊びたいと思いながら勉強することでしょう。全てが中途半端になります。勉強は勉強、遊びは遊び。メリハリが付けられたら最高です。

 

 

勉強のペースが狂っても平気になるのが理想

これから目指していただきたい理想形は、多少ペースが狂っても、その度に動じないメンタルを身に付けることです。なぜならGWに限らず、必ず勉強のペースというのはどこかのタイミングでブレたり狂ったりしてしまうものだからです。

 

 

スランプだったり体調不良だったり、何かしらの理由で勉強が思うように進まないことは確実に起きます。その度に真面目に「ああ、こんなことじゃダメなのに、、、」「こんな大事な時に勉強しない自分って本当にダメだ」と思い詰めていたら身体も精神も持ちません。

 

 

もっと力を抜きましょう。起きてしまったことをなかったことにすることはできないのですから、せめて早く立ち直りペースを戻す努力をしましょう。

 

 

これは決して甘えの理論ではありません。前提は「問題意識をしっかり持てること」にあります。自分に甘いだけの子はこの理論を言い訳に使ってしまったりするかも知れませんが、それは問題外です。あくまでも「狂ったペースを取り戻したい」という問題意識を持っていただいていることが重要です。そしてその意識が、仮にお子さまになかったとしても、保護者さまだけもお持ちであれば、この理論は必ずイイ方向に向きます。

 

 

ペースが狂わない完璧さを求められるよりも、狂ったペースを誰よりも早く治してしまえる能力の方が、将来的には役に立つかと思います。精神的な負担を抱えず、すぐに然るべき対処をして次に進む。お子さまのエネルギーは有限ですから、何に使うかは大事な選択です。GWでもし勉強のペースが完全に狂ってしまっても、決して感情的にならず、どうすればこの楽しかったGWをこれからの日々に活かせるかを考えていただけたらと思います。

 

 

それでは、楽しいGWを!

 

 

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