子どものゲームの時間を減らす方法|熊本の塾長コンサルタント

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

お子さまのゲームのやりすぎ?に関するご相談は頻繁にお受けします。ゲームばかりして困るというものです。勉強において成績が伴っていない場合、ゲームの時間が長すぎることが原因だと考えるのは至極当然です。しかしお子さまと保護者さまとの間では認識が異なるため、大抵はこじれて喧嘩になるようです。

 

 

では子どものゲームの時間減らすためにはどうすれば良いのでしょうか。それを今日は一緒に考えていけたらと思います。

 

 

ゲームはなぜそこまで面白いのか

実際当塾はコンサルテーションというサービスを行っているので、コンサルティングの過程でヒアリングはしっかりさせていただきます。お子さまにも可能な限り色々お伺いして、お子さま自身の無理のないレベルで改善行動に移っていただけるように促すのが狙いです。

 

 

その時に分析をかけるのが「なぜそこまでゲームが楽しいと思えるのか」です。長い時間、それも毎日、なぜそこまでの時間をゲームに費やせてしまえるのかを検証していきます。

 

 

その時に出てくる要素としては

 

 

①ストレス解消

②達成感

 

 

の2つです。

 

 

まずゲームをしている間の時間は、そのゲームの世界にどっぷり浸かっています。夢中になっている状態です。脳ではθ波が出ている状態で、身体全体がリラックスした状態にあります。日頃「あれしなさい、これしなさい」「あれはするな、これはするな」と制約ばかり受けている子どもも、このゲームの時間だけは非現実の世界に没頭し、現実世界から解放されます。これがストレス解消に繋がります。

 

 

さらに適度な刺激があります。現実的にはありえない場面で、ありえないことが自由にできてしまうのがゲームの魅力です。今のゲームはクオリティが非常に高く、フルボイスだったりするので、半ばドラマを見ているような、映画を見ているような感覚になります。その中での主人公はプレイヤー自身。臨場感が高い分、クリアするたびに高い達成感を得られます。

 

 

七面倒くさい現実から解放されて、かつ偉業を達成するという経験をリスクなしに疑似体験することができる、都合の良いツールがゲームなのです。だから子どもはその見力にハマってしまいます。

 

 

加えて言えば、今ではオンラインで他者と繋がり、友達とコミュニケーションを取りながらチームでゲームクリアを目指すという在り方が、なお子どもたちをゲームから離れにくくさせているようです。

 

 

子どものゲームの時間を減らすには

こういった魅力が詰まったゲームですが、やっている当の本人たちは大抵惰性でやっているだけ、というパターンが多いです。最早面白さが云々というよりも、飲まれてしまっているのです。毎日やるのが当たり前になっていたり、下手をするとゲーム中毒一歩手前のような状態になっているので、この問題は真剣に解決に取り組む必要があります。

 

 

ゲームが悪いと言いたいわけではありません。ゲームにそこまでの時間を投資してしまっている今の在り方が健全ではないと考えているのです。ですので「この子にこのままゲームをさせ続けるままで良いのだろうか」というモヤモヤが多少なりともあられる方は、是非一緒に「子どものゲームの時間を減らすには」ということを考えていただきたいと思います。

 

 

例えばいつも塾でお話していることとしては、「ゲームの時間を減らす」ということと「成績を伸ばす」ということはイコールではないということ。当然、ゲームの時間を減らすことなく成績だけを上げることも不可能ではない、ということを分からせます。そこは無意識の思考のブレーキだからです。

 

 

ゲームの問題が浮上すると大抵は「成績を伸ばせないのはゲームをやっているからだ」という関係性が注目されるのですが、それは必ずしも真ではなくて、まず最初にアプローチしたい落とし所は「ゲームの時間を減らすことなく成績を上げるにはどうするか」という可能性なのです。

 

 

すると実は、ゲームの時間そのものよりも、むしろゲーム以外の時間の使い方があまり上手くないがために成績が伸び悩んでいる可能性が明確になっていきます。ゲームが悪いのではなく、ゲーム以外の時間の使い方に問題をシフトするのです。

 

 

そしてゲーム以外の時間の使い方が改善されることで、結果的にゲームの時間も減らせていけることになるのです。それもご本人自身がそうしようと思えてくるから不思議です。

 

 

なぜそれがゲームの時間を減らすことに繋がるのか

ではなぜそういうことが起きるのか、です。

 

 

理由はいくつかあります。まずはお子さまの心理的ハードルが著しく下がることです。

 

 

ゲームをしたい子どもに「ゲームの時間を減らす方法」をいきなりぶつけるのはあまり良い方法ではありません。そこに関する問題意識はないからです。むしろ減らしたくない。もっと言えば、勉強したくないので勉強のためにゲームの時間を減らしたいなんて全く以って考えていません。ですから、ゲーム以外の時間の方を改善することで、ゲームの時間を今まで通り確保しつつ、その上で成績も上げてしまおうという提案は魅力的に感じられるはずです。

 

 

勿論、そうは言ってもこれまでの取りこぼし分があるので、成績を正常なラインまで押し戻すためには、最初のうちは多少ゲームの時間にブレーキを掛けていただく必要もあるので、その話はします。ただ譲歩はしやすい条件です。半永久的にゲームの時間を減らされるのではなく、あくまでも今だけ我慢すれば良いと分かるからです。

 

 

他の理由としては、ゲーム以外の時間の使い方が改善されると、ゲームの時間も併せて改善されるからです。

 

 

ゲームをやっているのも、ゲーム以外の時間を過ごしているのも同じお子さまご自身です。同じ人間が2種類のこと(ゲームとゲーム以外)両方に時間を使っていると考えれば、”時間の使い方”が改善されたことがどちらか一方にしか作用しないと考えるのは不自然です。ゲーム以外の時間の使い方が改善されたら、確実にゲームをしているその時間の使い方自体にも問題意識が向きます。「この時間の使い方が何か価値を生んでいるだろうか」と必ず気にするようになります。

 

 

それでもゲームの楽しさが他の時間の使い方も含めて人生全体の質を上げていくれていると思えばゲームを続けられるでしょうし、ゲームをした前と後で自分が何も成長していないと気付けば、そんな不毛な時間は本当に今の自分に必要なんだろうか?と考えるようになります。

 

 

ここら辺の話はゲシュタルトの概念も併せて説明できるともう少し専門的にご説明できるのですが、今回は控えます。ご興味あられる方はお声掛け下さい。

 

 

ゲーム問題の解決策の糸口

これまでお話してきたように、子どものゲームの時間を減らそうと思ったら、ゲームそのものを攻めるよりも、ゲーム以外の時間の使い方から改善を図る方が、急がば回れで解決できるかと思います。

 

 

あとはゲームに対するお子さまの思いを否定することなく、でもその時間の使い方はあまり将来のためにはならないし、他のことに使った方が楽しそうだよね、ということを上手く伝えられれば最高です。

 

 

例えばゲームに費やしている時間を計算して、年間何百時間をゲームに使っているよね、と持っていくこともあります。それだけの時間をゲームに投資してきて、キミは何が変わった?と質問すると、大抵のお子さまはフリーズします。

 

 

ゲームは楽しいと思いますし、現実逃避にも良いツールです。ストレス解消にもなりますし、達成感もある。ただ、それに飲まれてしまうのは別の話なのです。惰性でゲームをやって、思考停止のまま勉強をないがしろにしてしまうことほど勿体無いことはありません。

 

 

ただ親子だけで話をしても拉致があかないことがほとんどです。そんな時に間に挟んでいただいてお互いの意思疎通の緩衝材に使っていただけるのが、当塾ブレイクスルー・アカデミーです。ゲームに関するご相談についてもたくさんいただいておりますので、何かお役に立てることがあるかも知れません。

 

 

もし気になられることがございましたら、是非お気軽にお声掛けください。

 

 

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